アクト-レヴュードライブ

備忘録的なものです。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』感想─『リュウソウジャー』らしい『リュウソウジャー』の観れる傑作。

正直言ってジオウにだいぶ持っていかれて話題にすらなってなかった『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』。前作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』が『仮面ライダービルド』に負けず劣らずの男男巨大…

『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』感想

劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer……満点!— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年7月26日 Over Quartzer、途中からボロボロ泣いた。— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年7月26日 泣いたんだけど……さぁ……あれ何?— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年7月26日 Over…

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』感想─繊細に紡がれる、いのちの物語。

人生においてアニメを見て胃が痛くなることはあるでしょうか。ネットの怖い人は割とあると思いますが……。僕は近年では『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』を見ていたら終始胃が痛くて痛くてしょうがなかったです。あのねぇ、空気感が凄いんです…

『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』感想─初戦の決着と二回戦の始動、そして丁寧に紡がれる乙女の物語。

サブタイがつけづらいことこの上なく、何故かって単純に連続アニメの続きだからですね。じゃあつけなきゃいいだろと言う話なんだけど、つけないと収まりが悪く……。 人生初のガルパン映画を映画館で観るという体験が出来て非常に幸せだったんですが、そのクオ…

『WE ARE LITTLE ZOMBIES』感想─先鋭的なセンスで魅せる、歌とゾンビの物語。

やはり映画を選ぶときには賞が基本的にあてになるわけで、それも出来るだけ変な……もとい、独創的な映画が多く受けている賞なら尚更です。サンダンス映画祭はそこが強いですね。『ギルティ』とかマジで良かったですし。 『WE ARE LITTLE ZOMBIES』もまたサン…

『センコロール コネクト』感想─先鋭的なビジュアルで魅せる圧倒的アニメーション。

人生における最大の罪は二つあります。一つは岸田メルること(多分あと三日もすれば通じなくなる)、もう一つは映画に遅刻することです。映画に遅刻するとはつまり映画の上映時間に間に合わないということですね。僕は今回四分遅刻しました。しにたいです。 ※…

『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』感想─静謐な空気溢れる、復讐のフィルム・ノワール。

2015年、この邦題がひどい!ベスト10入りは確実なんじゃないんでしょうか、知りませんが。いや、心底日本のタイトルに関するセンスのなさには呆れ返っています。タイトル以外もセンスない所が多いですけどね……その点、洋画はタイトルだけはセンスがあるので…

『おまえをリコーダーで殴りたい』三部作感想─自我の獲得、そして復讐と、百合とのハイテンションな名作。

タイトルマジで意味わからない状態で書いてるけどこれは極まってますね。 shop.comiczin.jp さて、僕のツイッターを見てる人(いるのか?)ならお分かりかと思いますが、僕のツイートに度々出てくる『おまえをリコーダーで殴りたい』。それは同人誌の名前で、…

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』感想─「終わり」のその後、残されたものたちが示すヒーローの在り方の物語。

衝撃的な結末を迎えた『アベンジャーズ:エンドゲーム』から早2ヶ月。続編の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が早くも公開されています。観てない人はさっさと観に行ってからこの記事を読んでください。つまり※ネタバレ注意 スパイダーマンファー…

『神と共に 第二章:因と縁』感想─三人の使者の過去を描く、綿密な構成で魅せる傑作。

ふと思ったんですけど韓国映画って「洋画」ってカテゴリで括っていいんですかね。どうでもいいと言えばいいですが。カテゴリ分けは有ったら便利なもの程度のものなので。じゃあ感想行きましょう。 ※ネタバレ注意! 衝撃の幕引きで終わった『第一章』の直後か…