アクト-レヴュードライブ

備忘録的なものです。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『アベンジャーズ:エンドゲーム』感想─壮大なサーガを紡ぐ集大成に相応しい、ヒーロー映画の名作中の名作。

実は生誕から立ち会っているものの、若すぎたり妙な意地の発揮(世間的には中二病と呼ぶ(原義))をしたりと、なんだかんだ全作観てないMCU。『インフィニティ・ウォー』公開前に慌てて主要なやつだけ観たりしましたが、まあいずれちゃんと全作観ます。 それは…

『search/サーチ』感想─二つの親子を通して、インターネットの恐怖と人間の悪意を描く名作。

当時10月、色々と無茶をしてとにかく金がなかった時期で、去年で僕が唯一映画を一本も観てない月なんですよね。そしてそんな時期に限って名作と呼ばれるような映画は公開されるもので、『search/サーチ』もそう言った映画の一本でした。 TSUTAYAで借りてきた…

『劇場版 響け! ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』感想─未来のためにがんばること、明日に繋げることを描く名作。

記事のタイトルは悩んだりするっと出てきたりするんですが、今回は難産+意味不明のダブルパンチになってしまいました。どうしろと。 『劇場版 響け! ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』、皆さん、まず観たらどうでしょうか。僕のブログ読んでる場合じゃ…

『キャプテン・マーベル』感想─ヒーローとは何か、ただの人間から描く傑作オリジン。

『アベンジャーズ』もそろそろ終わりですが、僕は慌てて『キャプテン・マーベル』を観に行きました。割と悪評を聞いていたので、正直流すのも、アリ、かな……と、危うく観ずに『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観るところでしたが、おそらく観てなかったら…

『仮面ライダーアギト』感想─壮大なスケールで紡ぐ、人間の可能性の物語。

『仮面ライダージオウ』でアギト編が始まるとのことで、東映特撮ファンクラブに入っていたこともあり、慌てて27話まで見ていた『仮面ライダーアギト』を見始めたのが先週のこと。結局ここまでかかってしまいましたが、結果的に良かったような気もします。 仮…

『名探偵コナン 紺青の拳』感想─ミステリーとアクションのバランス感覚の優れた、お祭り的傑作。

僕は大して『名探偵コナン』に対して明るいわけではないのですが、コナン映画だけは毎年観に行っていますね。そういうわけで、『名探偵コナン 紺青の拳』もきっちり公開日に観に行きました。 ※ネタバレ注意! 今回、監督は以前から演出や助監督としてコナン…

『チェンソーマン』第1巻感想─残酷なほどに生々しい、生きることを描く作品。

なんで僕はこれを読んでなかったんだろうって今日思いましたね。これを読んでなかったら僕は危うくTwitterにいられなくなるところでしたよ。読んだ人から無限マウントをとられ続けるので。ただでさえ色々とダメなのに440+税の作品を読んでないのお前wwwwwみ…

『キャプテン翼』感想─現代リメイクで蘇る、王道のスポーツ物語。

『キャプテン翼』、原作を一切読んでない状態で、再再再アニメ化が発表されたわけで、制作スタジオがかの『ジョジョの奇妙な冒険』アニメ化を手がけた「david production」がやるというわけで、まあ期待値が上がりに上がっていましたね。 ※ネタバレ注意! 全…

『スパイダーマン:スパイダーバース』感想─マイルスの物語を徹底した、お祭りアニメの傑作。

いやー、すごい映画でしたね、『スパイダーマン:スパイダーバース』。もう散々TLが期待値を上げていたので、「正直そんなでもないやろ……」と思って観たんですが、その期待値はしっかりと超えてきたから凄いです。 ※ネタバレ注意! スパイダーマンの春映画的…

『ドラえもん のび太の月面探査記』感想─想像力をもってして『ドラえもん』を統括する傑作SF。

実は劇場で見るのが久しぶりな映画ドラえもんシリーズ、キッズに紛れてみたら号泣しました。 映画ドラえもんのび太の月面探査記、名作か……?— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年4月1日 ※ネタバレ注意 今回の映画ドラえもんは、実質ジブリ的な冒険物語(宝島が原…