アクト-レヴュードライブ

備忘録的なものです。

映画

ピーター・パーカー、スパイダーマン、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で描かれる物語

www.youtube.com ※ネタバレしかないので本作未視聴の方は視聴してから読むことを推奨します 伝説が、壮絶に、始まる ”後悔”と運命 本作が救おうとしていたもの 「自分で蒔いた種は自分で刈る」 新しい”ホーム” 伝説が、壮絶に、始まる 『スパイダーマン:ノ…

『映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』感想─丁寧で繊細な命と命のつながりの物語。

映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて……100点!— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年10月20日 映画スタプリ、実質ハイローだったな……と。— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年10月20日 映画スタプリ、テレビでも描かれた「星奈ひかるが持っていて羽…

『HiGH&LOW THE WORST』感想─『HiGH&LOW』を総括する凄まじきクロスオーバー大傑作!

HiGH&LOW THE WORST……100×100点!— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年10月5日 やっぱ鬼邪高好きだわ……。— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年10月5日 僕のTwitterをフォローしてる人……の話題の切り出し方もいい加減飽きてきたので本題にさっさといきましょう(誰かフォロワ…

『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』感想─まさに『仮面ライダービルド』の集大成!良いも悪いも詰め込んだお祭り傑作。

令和になって久しいですが、皆さんは令和デビューしてますか?僕はつい最近、平成の置き土産、『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』を観たことでようやく令和に入ることができました。まあ、4月あたりの『ゲイツ、マジェスティ』を観ないと本当の意味で…

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』感想─繊細に紡がれる、愛を描く傑作。

ヴァイオレットエヴァーガーデン外伝、減点方式だと70点ぐらいだけど加点方式だと4景2億点ぐらいな映画だったな……。— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年9月11日 僕個人としてはこのぐらいの距離感でしたね。 かの京都アニメーション最新作ということでかなり期待し…

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』感想─筋肉は世界と家族を救う!絆スーパーアクション傑作。

ワイルドスピードスーパーコンボ100点中……5000000000000点!— 青年期モラトリアム (@CGB_001) 2019年9月5日 2019年ベスト3には入ったわあれ。— 青年期モラトリアム (@CGB_001) 2019年9月5日 まさしく筋肉は世界を救うすぎてマジで大好き。— 青年期モラトリア…

『イソップの思うツボ』感想─華麗なる逆転の誘拐劇を以ってして、映画を描く傑作。

全然話題になってなくて普通に驚きなんですが、皆さんは知ってますかね。『イソップの思うツボ』。『カメラを止めるな!』製作陣が再び集い作り上げた映画です。例によって本当に観たい映画に関してはタイトル以外の全てを遮断して臨んだんですが、おかげで…

『ニュー・シネマ・パラダイス』感想─「映画」を通して郷愁を否定する傑作。

好きな映画は『リベリオン』『イコライザー』『キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー』『ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル』と言ったアクション大作な僕ですが、『ショーシャンクの空に』を観て以来所謂「シネフィル」的な作品も観るよう…

『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』感想─『リュウソウジャー』らしい『リュウソウジャー』の観れる傑作。

正直言ってジオウにだいぶ持っていかれて話題にすらなってなかった『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』。前作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』が『仮面ライダービルド』に負けず劣らずの男男巨大…

『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』感想

劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer……満点!— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年7月26日 Over Quartzer、途中からボロボロ泣いた。— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年7月26日 泣いたんだけど……さぁ……あれ何?— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年7月26日 Over…

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』感想─繊細に紡がれる、いのちの物語。

人生においてアニメを見て胃が痛くなることはあるでしょうか。ネットの怖い人は割とあると思いますが……。僕は近年では『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』を見ていたら終始胃が痛くて痛くてしょうがなかったです。あのねぇ、空気感が凄いんです…

『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』感想─初戦の決着と二回戦の始動、そして丁寧に紡がれる乙女の物語。

サブタイがつけづらいことこの上なく、何故かって単純に連続アニメの続きだからですね。じゃあつけなきゃいいだろと言う話なんだけど、つけないと収まりが悪く……。 人生初のガルパン映画を映画館で観るという体験が出来て非常に幸せだったんですが、そのクオ…

『WE ARE LITTLE ZOMBIES』感想─先鋭的なセンスで魅せる、歌とゾンビの物語。

やはり映画を選ぶときには賞が基本的にあてになるわけで、それも出来るだけ変な……もとい、独創的な映画が多く受けている賞なら尚更です。サンダンス映画祭はそこが強いですね。『ギルティ』とかマジで良かったですし。 『WE ARE LITTLE ZOMBIES』もまたサン…

『センコロール コネクト』感想─先鋭的なビジュアルで魅せる圧倒的アニメーション。

人生における最大の罪は二つあります。一つは岸田メルること(多分あと三日もすれば通じなくなる)、もう一つは映画に遅刻することです。映画に遅刻するとはつまり映画の上映時間に間に合わないということですね。僕は今回四分遅刻しました。しにたいです。 ※…

『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』感想─静謐な空気溢れる、復讐のフィルム・ノワール。

2015年、この邦題がひどい!ベスト10入りは確実なんじゃないんでしょうか、知りませんが。いや、心底日本のタイトルに関するセンスのなさには呆れ返っています。タイトル以外もセンスない所が多いですけどね……その点、洋画はタイトルだけはセンスがあるので…

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』感想─「終わり」のその後、残されたものたちが示すヒーローの在り方の物語。

衝撃的な結末を迎えた『アベンジャーズ:エンドゲーム』から早2ヶ月。続編の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が早くも公開されています。観てない人はさっさと観に行ってからこの記事を読んでください。つまり※ネタバレ注意 スパイダーマンファー…

『神と共に 第二章:因と縁』感想─三人の使者の過去を描く、綿密な構成で魅せる傑作。

ふと思ったんですけど韓国映画って「洋画」ってカテゴリで括っていいんですかね。どうでもいいと言えばいいですが。カテゴリ分けは有ったら便利なもの程度のものなので。じゃあ感想行きましょう。 ※ネタバレ注意! 衝撃の幕引きで終わった『第一章』の直後か…

『神と共に 第一章:罪と罰』感想─地獄を巡り、母子の物語を描く傑作。

韓国版『バーフバリ』とまで絶賛されるレベルの超傑作らしいと噂を聞きつけた『神と共に』。正直流そうと思っていたのですが、まあそこまで言われると観に行かないわけにはいかないなと。やっぱこう、『バーフバリ』には色々と普通に不審に思う点もあるけど…

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』感想─超絶!地球最大の怪獣大乱闘が今そこに!

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』観ましたか?ゴジラ史上屈指の名作である『ゴジラ ファイナルウォーズ』のファンと公言する監督が、撮影前に『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総進撃』を観て作った映画である『ゴジラ キング・オブ・モンスター…

『プロメア』感想─燃える火消しリスペクト、熱い巨大感情燃える超大作。

かの高名な(色んな意味で)TRIGGERの劇場アニメで、長編としては初となる作品である『プロメア』。『グレンラガン』『キルラキル』の今石監督・中島かずきコンビが再結集しあの『モンスターストライク』で未だに大ヒットを飛ばしているXFRAGが制作を担当する…

『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』感想─救世主と怪盗と警察のクロスオーバー。

期待しすぎるのは良くないと思いながらも、やはり期待してしまう『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』。そもそも脚本が『ルパパト』のメインライターの香村氏ではない時点で何かしらこう……身構えるべきでした……。 ルパパトキュウ、正気か…

『名探偵ピカチュウ』感想─リアルなポケモンのディテールは見事な傑作。

ゲーム、『名探偵ピカチュウ』をプレイした人はどれだけいるのでしょうか。 かのクリーチャーズが開発を手がけ、ポケモンと人が共生する世界観を、シネマティックに描いた傑作推理アドベンチャーです。総プレイ時間自体はそう多くないので、そこには満足を抱…

『アベンジャーズ:エンドゲーム』感想─壮大なサーガを紡ぐ集大成に相応しい、ヒーロー映画の名作中の名作。

実は生誕から立ち会っているものの、若すぎたり妙な意地の発揮(世間的には中二病と呼ぶ(原義))をしたりと、なんだかんだ全作観てないMCU。『インフィニティ・ウォー』公開前に慌てて主要なやつだけ観たりしましたが、まあいずれちゃんと全作観ます。 それは…

『search/サーチ』感想─二つの親子を通して、インターネットの恐怖と人間の悪意を描く名作。

当時10月、色々と無茶をしてとにかく金がなかった時期で、去年で僕が唯一映画を一本も観てない月なんですよね。そしてそんな時期に限って名作と呼ばれるような映画は公開されるもので、『search/サーチ』もそう言った映画の一本でした。 TSUTAYAで借りてきた…

『劇場版 響け! ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』感想─未来のためにがんばること、明日に繋げることを描く名作。

記事のタイトルは悩んだりするっと出てきたりするんですが、今回は難産+意味不明のダブルパンチになってしまいました。どうしろと。 『劇場版 響け! ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』、皆さん、まず観たらどうでしょうか。僕のブログ読んでる場合じゃ…

『キャプテン・マーベル』感想─ヒーローとは何か、ただの人間から描く傑作オリジン。

『アベンジャーズ』もそろそろ終わりですが、僕は慌てて『キャプテン・マーベル』を観に行きました。割と悪評を聞いていたので、正直流すのも、アリ、かな……と、危うく観ずに『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観るところでしたが、おそらく観てなかったら…

『名探偵コナン 紺青の拳』感想─ミステリーとアクションのバランス感覚の優れた、お祭り的傑作。

僕は大して『名探偵コナン』に対して明るいわけではないのですが、コナン映画だけは毎年観に行っていますね。そういうわけで、『名探偵コナン 紺青の拳』もきっちり公開日に観に行きました。 ※ネタバレ注意! 今回、監督は以前から演出や助監督としてコナン…

『スパイダーマン:スパイダーバース』感想─マイルスの物語を徹底した、お祭りアニメの傑作。

いやー、すごい映画でしたね、『スパイダーマン:スパイダーバース』。もう散々TLが期待値を上げていたので、「正直そんなでもないやろ……」と思って観たんですが、その期待値はしっかりと超えてきたから凄いです。 ※ネタバレ注意! スパイダーマンの春映画的…

『ドラえもん のび太の月面探査記』感想─想像力をもってして『ドラえもん』を統括する傑作SF。

実は劇場で見るのが久しぶりな映画ドラえもんシリーズ、キッズに紛れてみたら号泣しました。 映画ドラえもんのび太の月面探査記、名作か……?— T.A.W.O. (@CGB_001) 2019年4月1日 ※ネタバレ注意 今回の映画ドラえもんは、実質ジブリ的な冒険物語(宝島が原…

『プリキュアミラクルユニバース』感想─その出来は正にプリキュアの「春映画」。

映画プリキュアミラクルユニバース主題歌シングル【CD+DVD】 アーティスト: 北川理恵 出版社/メーカー: Marvelous Entertainment Inc.LDC(PLC)(M) 発売日: 2019/03/13 メディア: CD この商品を含むブログを見る 本当は『キラキラ☆プリキュアアラモード』を見…